甲状腺腫瘍はエコーで診断することができるの？
首にシコリができている場合あくまで可能性ですが
甲状腺が腫れている可能性があります。
甲状腺が腫れる原因としては
- 橋本病
- バセドウ病
- 甲状腺腫瘍
などがあります。
病院に行って「首にシコリができているんですけど」と相談すると
お医者さんは「ではエコー検査をしましょう」とあなたに提案してくることが多いです。
エコー検査で甲状腺腫瘍を診断することができるのでしょうか？
エコー検査で甲状腺腫瘍って診断できるの？
結論からしますと、エコー検査だけで甲状腺腫瘍を診断することはできません。
でも、エコー検査と細胞診を組み合わせることで
甲状腺腫瘍の診断が可能です。
細胞診とは首にできたシコリの細胞を注射の針を刺して採取し
特殊な染色をして腫瘍や炎症を調べる検査の一種です。
まず首にシコリができている場合
エコー検査をすると、こちらの画像のような映像を確認できます。
こういった映像で甲状腺にできた腫瘍なのか、
甲状腺腫瘍だったとして良性腫瘍か悪性腫瘍かある程度判断することができます。
甲状腺腫瘍だとエコー検査でわかったら
細胞診を実施し、専門医に悪性腫瘍か良性腫瘍か診断してもらうわけです。
良性腫瘍とは全身に転移しない命に関わらない腫瘍のことです。
悪性腫瘍とは全身に転移する可能性のある命に関わる腫瘍の事です。
「もしエコー検査や細胞診を受けて悪性腫瘍だったらどうしよう・・・」
と不安になる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、甲状腺腫瘍の95％は良性腫瘍です。
つまり命に関わりません。
そういった意味でも首にシコリが出来ているようなら
とりあえずは病院に行ってエコー検査を受けるようにしましょう。
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