甲状腺機能低下症の薬は太る？
「プールに友達と行けないほどふっくら体型になってきた」
でも、食べ過ぎなどの心当たりがないのに太るということなら
不安な気持ちになってしまうでしょう。
体重が増えてきて肥満気味な体型になってしまう病気に
甲状腺機能低下症があります。
どうして甲状腺機能低下症になると太ることがあるのでしょう？
甲状腺は新陳代謝を活発にさせて食べたものをエネルギーに変えて
熱にしてくれる甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは食べても熱に変わって太りにくい体にしてくれているんです。
でも甲状腺機能低下症になると
甲状腺ホルモンの量が減ってしまいます。
そのため、新陳代謝が悪くなり
食べてもエネルギーに変わらず、脂肪に変わってしまうため
結果として太るわけです。
そこで病院では甲状腺機能低下症のお薬で治療します。
お薬はチラージンです。
チラージンは甲状腺ホルモンそのものです。
甲状腺ホルモンのお薬を飲むことで新陳代謝がよくなってきます。
ではここからが本題です。
甲状腺機能低下症のお薬であるチラージンを飲むと
太ることってあるのでしょうか？
結論として太ることは考えられません。
先ほども言いましたが甲状腺機能低下症のお薬であるチラージンは
新陳代謝を良くしてくれます。
食べたものをエネルギーに変えて太りにくい体にしてくれるわけです。
なので甲状腺機能低下症のお薬で太るということは考えにくいです。
もしお薬を飲んで太るようなら別の原因があるはずです。
たとえばお薬の量が足りていないとか。
不安な方は必ず主治医に相談してみてください。
こちらも参考に！⇒橋本病の薬で起こりうる副作用とは？
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