バセドウ病 薬 飲み忘れ

バセドウ病の薬の飲み忘れを防ぐ方法

バセドウ病 薬 飲み忘れ

 

バセドウ病になると甲状腺ホルモンの量が異常に増えることが多いです。
甲状腺ホルモンはエネルギーを消費してパワーに変える作用があります。

 

そのためバセドウ病によって甲状腺ホルモンの量が増えると
過剰にエネルギーが消費されるので、食べても食べても痩せてしまいます。

 

また心臓の鼓動が速くなり動悸の症状が出たり、
イライラしたりなど肉体や精神にいろんな症状がでるようになるんです。

 

そこで病院でバセドウ病だと診断された場合お薬で治療します。

 

バセドウ病の治療薬には
  • メルカゾール
  • チウラジール

 

の2種類があります。

 

上記2種類のバセドウ病のお薬のうちどちらか1つ
長期間毎日欠かさず飲むことで症状が改善されてきます。

 

途中でメルカゾールをやめてしまう

 

ですが、お薬を飲んでいて調子がよくなってくると
「別にバセドウ病のお薬なんて飲まなくてもいいんじゃないな」
と勝手にお薬を飲むのをやめてしまう方がいます。

 

あるいは調子がよいと、お薬を油断して飲み忘れてしまうこともあるでしょう。

 

もしバセドウ病のお薬を飲み忘れてしまったり
飲むのを勝手にやめてしまったらどうなるでしょう?

 

結論としてはバセドウ病が悪化することが多いです。
お薬を飲み始める前のつらい状態に逆戻りしてしまうんです。

 

そしてお薬を復活させても調子よくなるまで半年くらいかかることもあります。
だから勝手にバセドウ病のお薬を飲むのをやめるのはやめましょう。

 

この記事ではバセドウ病のお薬を飲み忘れるのを防ぐ考え方について解説します。

 

 

バセドウ病のお薬の飲み忘れを防ぐ考え方

 

メルカゾールの飲み忘れ対策

 

バセドウ病のお薬の中でもメルカゾールは
1日2回とか3回に分けて飲んでいる方も多いでしょう。

 

1日2回とか3回だと忙しい日だと
さすがにそのうち1回や2回は飲み忘れてしまうのではないでしょうか。

 

そんな場合にはお医者さんに相談して1日1回の服用に変えてもらいましょう。
1日1回で毎日同じ時間の服用なら飲み忘れしにくくなるはずです。

 

メルカゾールを飲んで、お薬自体がなくなるのは数時間です。
だから1日1回の服用では効果が薄そうな気がします。

 

ですがメルカゾールは甲状腺の中では長時間効いているのです。
だからいちものメルカゾールの量を1日2回や3回にわけなくても
1日1回で一気に飲んでしまってもお薬の効果としては変わりません。

 

むしろ1日2回や3回にしても飲み忘れる方がよっぽど悪いです。

 

チウラジール

 

ただバセドウ病のもう一つのお薬、
チウラジールは効果の持続時間がメルカゾールとくらべて短いです

 

そのためチウラジールの場合には1日1回の服用では効果がでません。
なので、チウラジールを服用中の方も、お医者さんに相談して
メルカゾール1日1回の服用に変えてもらうよいでしょう。

 

こちらも参考に!⇒バセドウ病の薬はどれくらいの期間続ければ完治する可能性があるの?

 

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