プランマー病の治療法
甲状腺にできた腫瘍から甲状腺ホルモンが分泌される病気をプランマー病といいます。
普通の腫瘍は甲状腺ホルモンを分泌しません。
そういった意味で単なる甲状腺腫瘍とプランマー病を分けています。
プランマー病は甲状腺ホルモンを分泌します。しかも腫瘍がです。
腫瘍は活発に増殖しますから甲状腺ホルモンも異常に多く分泌することが多いです。
そのためプランマー病を発症すると甲状腺機能亢進症を引き起こすことがあります。
⇒甲状腺機能亢進症で起こる7つの症状をチェックしよう
もしプランマーだと診断された場合には
どんな治療を受けることになるのでしょうか?
プランマー病だと診断されたらどんな治療を受けることになるの?
- 手術
- 放射性ヨウ素内用療法
の2つが中心になります。
「どんなときに手術でどんなときに放射性ヨウ素内用療法なの?」
と思われたかもしれません。
甲状腺腫瘍が小さい時に放射性ヨウ素内用療法を行い
腫瘍が大きい場合には手術を行います。
「じゃ、放射性ヨウ素内用療法ってどんな治療法なの?」
と疑問に感じた方も多いでしょう。
放射性ヨウ素内用療法は放射性ヨードというカプセルを飲む治療法です。
手術と違って入院する必要がありません。
甲状腺は放射性ヨウ素を取り込みます。
で、放射性ヨウ素は甲状腺腫瘍や甲状腺ホルモンを作る細胞だけ破壊してくれるんです。
その結果、プランマー病の原因になる腫瘍が破壊されていきます。
ただ手術みたいに腫瘍そのものを取り除く治療法ではありません。
手術なら大きな腫瘍でも取り除けます。
放射性ヨウ素内用療法だと大きな腫瘍を消し去ることができません。
ですが放射性ヨウ素内用療法は手術より体の負担も少なく入院の必要もありません。
だからプランマー病でも小さな腫瘍では放射性ヨウ素内用療法で治療し
大きな腫瘍の場合には手術を行うのです。
- 放射性ヨウ素内用療法
- 手術
で治療します。
続いて手術による治療法のメリットとデメリットについて解説します。
こちらも参考に!⇒プランマー病の手術のメリットとデメリットは?
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