慢性甲状腺炎でめまいが起こる原因は?
めまいの症状がでるのはつらいですね。
自分が見える世界がグルグルグルグル回っていて
車酔いのような気持ち悪い症状が出ますし立ってもいられなくなりますから。
こんな感じのつらい症状が続くなら何らかの病気の可能性があります。
この記事では慢性甲状腺炎が原因でめまいの症状がでる原因について解説していきます。
慢性甲状腺炎でめまいの症状がでる原因は?
慢性甲状腺炎は長期間、甲状腺に炎症が起きている状態です。
原因は自己免疫疾患といって自分の体で作った物質が自分の甲状腺を攻撃することです。
甲状腺は甲状腺ホルモンを作って分泌するところです。
甲状腺が破壊されると、甲状腺ホルモンをうまく作って分泌できなくなります。
その結果、甲状腺ホルモンの量が減ります。
この状態を甲状腺機能低下症といいます。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に関係しているホルモンです。
慢性甲状腺炎(橋本病)を起こし甲状腺機能低下症になると
新陳代謝が悪くなり食事の量が同じでも太りやすくなります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒橋本病はなぜ太る?
甲状腺機能低下症になると脳にも悪影響がでることがあります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に関係するホルモンです。
甲状腺ホルモンが不足すると脳の機能が落ちることがあります。
めまいは脳の機能が落ちることで起こるのです。
つまり、慢性甲状腺炎になるとめまいがする原因は
慢性甲状腺炎になる
↓ ↓ ↓
甲状腺ホルモンが不足する
↓ ↓ ↓
甲状腺機能低下症になる
↓ ↓ ↓
脳の機能が落ちる
↓ ↓ ↓
めまいがする
というメカニズムです。
以上、慢性甲状腺炎でめまいの症状がでる原因について解説しました。
こちらも参考に!⇒橋本病の検査費用はいくらくらいかかるの?
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