橋本病の薬で起こりうる副作用とは?
橋本病は慢性甲状腺炎という甲状腺の病気です。
自分の細胞が自分の甲状腺を攻撃し破壊することで甲状腺の機能が落ちていきます。
その結果、甲状腺で作る甲状腺ホルモンの量が不足することがあります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に関係するホルモンです。
だから甲状腺ホルモンが不足すると体が冷たくなったり
やる気や集中力が落ちたりすることがあります。
また太ることもあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒橋本病はなぜ太る?
そのため橋本病だと診断された場合にはお薬で治療を受けることになります。
治療を受けずに日常生活を送るのは難しいですから。
橋本病の治療ではお薬を使用します。
先ほども申しましたが、橋本病を発症すると甲状腺ホルモンが不足します。
だから橋本病の治療薬は甲状腺ホルモンを補うお薬になります。
- チラージンS
- チロナミン
です。
チラージンSやチロナミンの作用についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒甲状腺機能低下症の治療薬を2つご紹介します
ここでは橋本病の治療薬の副作用について解説します。
橋本病の治療薬の副作用とは?
チラージンSもチロナミンもどちらも甲状腺ホルモンを補うお薬です。
甲状腺ホルモンは元々私たちの体に存在している物質です。
だからお医者さんが指示する量のお薬を飲んでいる限り副作用がでることは通常ありません。
ただもし仮に副作用がでるとしたら
お薬を飲みすぎた場合が考えられます。
甲状腺ホルモンのお薬を飲みすぎるわけですから
甲状腺ホルモンの量が多くなった場合に起こる症状が副作用として出ます。
甲状腺ホルモンの量が多くなる病気は甲状腺機能亢進症といいます。
甲状腺機能亢進症で起こる症状が橋本病のお薬の副作用になるわけです。
どんな症状があるか?詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒甲状腺機能亢進症で起こる7つの症状をチェックしよう
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