クレチン症だと顔にどんな特徴がでるの?
クレチン症のお子さんって顔にどんな特徴があらわれるのでしょう?
顔にあらわれる特徴としては、まぶたが腫れぼったくなります。
まるで寝不足であったり、愛犬や家族が亡くなり
号泣した後のような腫れぼったいまぶたに
クレチン症を発症するとなってしまうんです。
それから鼻はクレチン症を発症すると他の子と比べて低くなります。
そしてお口は常に半開きの状態です。
加えて舌が大きく口から外に出ています。
舌が大きくなる症状のことを巨舌といいます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒クレチン病で起こる巨舌とは?
上記のような顔の特徴をクレチン顔貌といいます。
原因は甲状腺ホルモンの不足です。
以上がクレチン症を発症しているお子さんの顔の特徴です。
他にもクレチン症を発症すると
- 全身の肌や粘膜が黄色くなる(黄疸)
- ウンチが出にくくなる(便秘がち)
- ヘソのヘルニアになる(別名:でべそ)
- 体重が増えやすくなり太りやすい
- お肌が乾燥し、白い粉が皮膚に浮いている(落屑)
- 運動をすることを面倒くさがる(不活発)
- ガラガラ声(ハスキーボイス)
- 手足を触ると冷たい
- 手足や顔にむくみがでる(新陳代謝が悪いため)
などの症状がでます。
上記の症状がでる原因は甲状腺ホルモンが不足するからです。
甲状腺ホルモンは新陳代謝をよくするホルモンです。
新陳代謝が悪いために、オシッコや便に老廃物を出す能力が低くなる関係で
体にむくみが出たり、熱が作られず体が冷えたりしてしまうわけですね。
最後にまとめますと
クレチン症になると顔の特徴として
- まぶたが腫れぼったくなる
- 鼻が低い
- 舌が大きくなり口から外に出てしまう
などがあります。
こちらも参考に!⇒新生児がクレチン症に!症状は?
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