妊娠しにくいのは橋本病が原因?
橋本病が原因で妊娠しにくい体になることってあるのでしょうか?
橋本病は自分の甲状腺を攻撃する物質ができる病気です。
自分の甲状腺を攻撃する物質を「抗甲状腺自己抗体」といいます。
抗甲状腺自己抗体が自分の甲状腺を攻撃します。
その結果、自分の甲状腺が破壊されていくのです。
甲状腺は甲状腺ホルモンを作って分泌します。
橋本病になり甲状腺が破壊されると甲状腺の分泌量が減り
甲状腺機能低下症になってしまいます。
甲状腺機能低下症になると症状として
- 疲労感
- むくみ
- 気力減退
- 太る
- 冷え性
などが現われます。
他にも症状として女性の場合は排卵されにくい体になることがあります。
生理不順になることもあるのです。
つまり橋本病を発症し甲状腺機能低下症になると
妊娠しにくい体質となってしまいます。
橋本病は無症状のこともありますし気力が落ちてしまいうつ病と誤診され、
診断が遅れ的確な治療が出来ないことが多くあります。
妊娠しにくい体になっていても
婦人科を受診すると排卵誘発剤を注射するなどして
橋本病に気づかないまま無意味な治療を受け続ける可能性があります。
「じゃ、橋本病なら何科を受診したらいいの?」
と疑問に感じた方、こちらの記事をご覧ください。
⇒橋本病の検査は何科で受けるべき?
最後にまとめますと橋本病になると甲状腺機能低下症を起こし
その結果、妊娠しにくい体になることがあります。
続いて橋本病の治療を受けるなら治療費はいくらくらいかかるのかについて解説します。
こちらも参考に!⇒橋本病の治療にかかる費用はいくら?
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