新生児がクレチン症に!症状は?
新生児がクレチン症になったらどんな症状が出るのでしょうか?
クレチン症の症状について理解するために
まずはクレチン症とはどんな病気なのか解説します。
クレチン症とは甲状腺ホルモンを作る能力が生まれつき低い状態をいいます。
正式名称は先天性甲状腺機能低下症です。
ちなみにクレチン『症』はクレチン『病』と呼ばれる場合もあります。
当サイトでもクレチン病というカテゴリーで解説している記事もあります。
⇒クレチン病の記事一覧
ただクレチン病もクレチン症も同じです。
ただクレチン『症』の方が一般的です。
クレチン症が起こる3つの原因は
- 甲状腺ホルモンを作る甲状腺が生まれつきない
- 甲状腺があるべき位置に存在していない
と、あともう1つあります。
残りの1つについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒クレチン症が起こる3つの原因とは?
それではここから本題にうつります。
新生児がクレチン症だったらどんな症状がでるの?
新生児がクレチン症だと症状として
- 白目がまっ黄色になる黄疸
- 母乳の吸いつきが悪い
- 泣き声が他の新生児とくらべて弱い
- 手や足の先が冷たい
- 元気がない
- ウンチの出が悪い
- 体重が増えず虚弱
- まぶたがむくんでいる
- 舌が大きいために口から舌が出ている
などがあります。
上記症状は、甲状腺ホルモンの量が不足しているために起こります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に関係しているホルモンです。
甲状腺ホルモンはチロキシンとも呼ばれています。
詳しい甲状腺ホルモン(チロキシン)の解説はこちらのサイトが詳しいです。
⇒チロキシンの働きについて
続いてクレチン症の治療法について解説します。
こちらも参考に!⇒クレチン病の治療ってどうするの?
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