子供の甲状腺が腫れる原因とは？

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大人になって甲状腺が腫れる原因についてはこちらで解説しています。
⇒甲状腺の腫れが起こる３つの原因とは？

甲状腺は首周辺にあります。
こちらの画像だと甲状腺の場所はオレンジ色の部分です。

甲状腺

かなり小さいですね。
こんな小さい甲状腺ですが子供も腫れることがあります。

この記事では子供の甲状腺が腫れる原因について解説します。

子供の甲状腺が腫れる原因として最も多いのが橋本病です。
橋本病は自分の細胞が自分の甲状腺を攻撃し破壊する病気です。

甲状腺腫れ

「甲状腺が破壊されたら小さくなりそうな気がするのですが・・・」
と疑問に感じた方もいるでしょう。

ですが、攻撃された甲状腺も戦闘態勢に入ります。
これを炎症と言います。

風邪をひいたら鼻水が出たり頭が痛くなったりしますが
これも炎症の一つです。ウイルスと体が戦っている状態なのです。

橋本病を発症し、攻撃された甲状腺は戦闘態勢に入り炎症状態になります。
その結果、甲状腺は腫れるのです。

「橋本病ってどうやって診断するの？」と気になる方は
こちらの記事をご覧ください。
⇒橋本病の検査数値はどうなる？

とはいえ、子供の甲状腺が腫れたとしても
見た目には喉仏のあたりが腫れているように見えます。

もし子供さんの喉仏辺りが腫れているからと病院に連れて行っても
見た目だけでお医者さんは甲状腺が腫れていると診断できません。

お医者さんは「検査しましょう」といって
超音波検査で腫れている原因が何か？調べたり
血液検査をしたりして、甲状腺が腫れているかどうか診断します。

「子供さんの甲状腺が腫れているかも？」と思ったら
まずは病院に連れて行くようにしましょう。

「何科に連れて行ったらいいの？」と迷ったら
こちらの記事をご覧ください。
⇒甲状腺の血液検査は何科を受診すればいいの？

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