甲状腺機能低下症によるむくみと心不全によるむくみの症状の違いは?
甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの量が不足している状態です。
甲状腺ホルモンは元気の源のようなホルモンです。
だから甲状腺ホルモンが不足すると
- 体温が下がる
- 無気力になる
- 生理が来なくなる
- 夏で暑いのに汗をかかなくなる
などの症状がでます。
さらに詳しい解説はこちらをご覧ください。
⇒甲状腺機能低下症?7つの症状をチェックしてみて!
他にも甲状腺機能低下症になると『むくみ』の症状がでることがあります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に関係しています。
だから甲状腺ホルモンが不足すると老廃物を体の外に出す能力も落ちるので、
体がむくんでくるわけです。
甲状腺機能低下症による『むくみ』の特徴は
むくんでいる部分を指で押してへこませても、すぐに元に戻るところです。
これに対して心不全でも『むくみ』の症状が出ますが
心不全が原因でむくんでいるなら、指で押しても元に戻りません。
つまり、甲状腺機能低下症による『むくみ』なら指で押しても
すぐに元に戻るのに対して心不全が原因で『むくみ』があるなら
指で押してへこませたら、そのまま元に戻りません。
これが甲状腺機能低下症による『むくみ』と心不全による『むくみ』の違いです。
甲状腺機能低下症でむくみの症状が出ているなら治療法は
チラージンで甲状腺ホルモンの量を補うことです。
チラージンは当サイト管理人の私も飲んでいます。
これに対して心不全が原因で『むくみ』の症状がでているなら
治療は心臓病のお薬を飲んだり、利尿剤で不要な水分を体の外にだす必要があります。
こんな感じで同じむくみでも病気によって治療法がまったく違ってきます。
そういった意味でも、今あなたにむくみの症状があるなら
一度病院に行ってなぜ『むくみ』があるのから?突き止めてもらった方がよいでしょう。
こちらも参考に!⇒甲状腺機能低下症の治療に昆布は有効?
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