甲状腺腫瘍の手術費用はいくら?
甲状腺腫瘍には
- 良性腫瘍
- 悪性腫瘍(甲状腺がん)
の2種類があります。
良性腫瘍は全身に転移しない命に関わらない腫瘍です。
だから治療として手術をしないケースが多いです。
ただ、こちらの記事で解説しているような状態なら
良性腫瘍でも手術をすることがあります。
⇒甲状腺肥大で経過観察してよい場合としてはいけない場合の違い
悪性腫瘍は放置すると全身に転移して命を落とすこともあります。
ただ甲状腺腫瘍の中でも悪性腫瘍はいろんな種類があります。
甲状腺腫瘍の悪性腫瘍は
- 乳頭がん
- 濾胞がん
- 髄様がん
- 未分化がん
などがあります。
乳頭がんは悪性腫瘍の中でもほとんど転移しないので
手術をせずに経過観察をすることもあります。
未分化がんはもっとも全身に転移する可能性のある恐ろしいガンです。
だから未分化がんが見つかったらほぼ確実に手術します。
ここでは甲状腺腫瘍の手術を受けたら費用はいくらくらいかかるのか?
解説します。
甲状腺腫瘍の手術を受けると費用はいくらかかる?
甲状腺腫瘍でも良性腫瘍の場合と悪性腫瘍の場合とで
手術の難しさが違います。
だから費用も良性腫瘍か悪性腫瘍かで変わってきます。
甲状腺腫瘍でも良性腫瘍の場合には3割負担の場合15万円前後の費用がかかります。
悪性腫瘍の場合には3割負担で20万円前後かかります。
あと、甲状腺腫瘍の手術後の入院日数としては
良性腫瘍も悪性腫瘍も2週間前後必要なケースが多いです。
入院日数は患者さんの体調に左右されるので
早い人だと1週間くらいで退院できますし
遅い人だと1か月くらい入院する方もいます。
以上、甲状腺腫瘍の手術を受けたら費用はいくらかかるか?
解説しました。
こちらも参考に!⇒甲状腺がんはどこに転移するの?
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