原発性副甲状腺機能亢進症の治療方法は?
原発性副甲状腺機能亢進症は副甲状腺そのものに異常があるために起こる病気です。
副甲状腺ホルモンが過剰に副甲状腺から分泌され、
血液中のカルシウム濃度が異常に高くなります。
その結果、こちらの記事で書いてあるような症状がでてくるわけです。
⇒副甲状腺機能亢進症の症状は?
副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると骨のカルシウムが奪われ
骨が弱くなり骨折しやすくなります。
他にも腎臓に結石ができて血尿がでることもあります。
こんな感じのつらい症状が原発性副甲状腺機能亢進症になると起こるため
しっかりと治療を受けたほうがよいでしょう。
この記事では原発性副甲状腺機能亢進症の治療法について解説します。
原発性副甲状腺機能亢進症の治療法とは?
まず原発性副甲状腺機能亢進症になると
- 副甲状腺ホルモンの量が異常に増える
- 血液中のカルシウム濃度が異常に増える
ようになります。
そこでまずお薬としてビスフォスフォネート剤があります。
ビスフォスフォネート剤は骨のカルシウムが溶け出して血液中に入らないようにする作用があります。
ビスフォスフォネート剤を服用すると、
血液中のカルシウム濃度が上がりません。
それからシナカルセトというお薬があります。
シナカルセトは副甲状腺に直接作用して副甲状腺ホルモンの分泌を抑えます。
そのため血液中のカルシウム濃度を抑えることができるわけです。
上記のような飲み薬でうまく治療できない場合には手術をします。
手術で副甲状腺を摘出します。
副甲状腺は4つありますから、手術で副甲状腺の一部を摘出しても
問題ありません。
ただこちらの記事で書いてあるような後遺症が残るケースもあります。
そういった意味では手術前に医師と相談して納得がいってから手術を受けるようにしましょう。
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