甲状腺ホルモンとは?
私たちは食事をすることで
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
といった体にとって必要な栄養素を摂取することができます。
これらの栄養素が体に入り吸収されると体の細胞になったり、エネルギーになったりします。
甲状腺ホルモンは栄養素を体の細胞に変えたりエネルギーにかえたりするのに必要です。
甲状腺ホルモンとは
- 体を作ったり
- 新陳代謝を活発にさせ
- 精神状態の安定に影響を与える
甲状腺で作られるホルモンのことです。
ちなみに甲状腺ホルモンは大きく2つわかれます
- ヨウ素を3つ持っているトリヨードサイロニン(T3)
- ヨウ素を4つ持っているサイロキシン(T4)
の2つです。
脳下垂体からTSH(甲状腺刺激ホルモン)が分泌され
甲状腺ではサイロキシン(T4)が作られます。
サイロキシンが肝臓に行くと、トリヨードサイロニン(T3)になります。
甲状腺ホルモンとして新陳代謝などに影響を与えるのはトリヨードサイロニン(T3)です。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に欠かせないホルモンです。
甲状腺ホルモンは人間などの哺乳類だけに存在するものではありません。
実はカエルにも甲状腺ホルモンが存在しています。
もしオタマジャクシが甲状腺ホルモン不足だとカエルになることができません。
それくらい甲状腺ホルモンは体の発育に重要なホルモンということですね。
人間の赤ちゃんも甲状腺ホルモンが不足する先天性甲状腺機能低下症があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒先天性甲状腺機能低下症の症状は?
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