慢性甲状腺炎になるとどんな症状がでる?
慢性甲状腺炎は橋本病とも言われています。
橋本先生が発見した病気だからです。
慢性甲状腺炎は長期間甲状腺に炎症があることで
体の調子が悪くなる病気です。
成人女性の約5%が慢性甲状腺炎にかかっているというデータもあります。
また男性1人に対して女性は20人、慢性甲状腺炎にかかっています。
それくらい女性にとっては誰でもなる可能性のある病気が慢性甲状腺炎です。
この記事では慢性甲状腺炎にかかったらどんな症状がでるのか?解説します。
慢性甲状腺炎の症状は?
慢性甲状腺炎になると甲状腺に炎症が起こります。
甲状腺の機能が落ち、甲状腺ホルモンを作って分泌する量が減ります。
その結果、甲状腺機能低下症という状態になるのです。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に必要なホルモンです。
だから甲状腺ホルモンが不足する甲状腺機能低下症になると
体の動きが鈍くなるような症状がでます。
他にもいろんな症状がでます。
慢性甲状腺炎の症状として
- 甲状腺が硬くなり腫れる
- 暖かい空気なのに寒く感じる
- 体温が低くなる
- 動作が緩慢になる
- 食事量は同じなのに太る
- 声が枯れる
- 体にむくみがでる
- 甲状腺が腫れるので喉に違和感を感じる
- やる気が失せる
- 汗をかかなくなる
- 肩こりがひどくなる
- 疲れやすくなる
- 生理が定期的にこなくなる
- 顔色が悪くなり青白くなる
などがあります。
以上、慢性甲状腺炎(別名橋本病)の症状に関する解説を終わります。
こちらも参考に!⇒橋本病の検査は何科で受けるべき?
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