プランマー病の原因は?
甲状腺に腫瘍ができた場合に・・・
- 分泌される
- 分泌されない
という2つのパターンがあります。
甲状腺ホルモンが甲状腺腫瘍から分泌される場合をプランマー病といいます。
逆に甲状腺ホルモンが分泌されない場合は、単に甲状腺腫瘍と言います。
こんな感じで甲状腺腫瘍とプランマー病をわけているんです。
「どうして病名をわけるの?」と思われた方もいるかもしれません。
病名を分ける理由はプランマー病だと甲状腺ホルモンが分泌されるため
甲状腺機能亢進症になり、単なる甲状腺腫瘍と対処法が変わってくるからです。
プランマーだとコチラの記事で解説しているような飲み薬で治療することもあります。
⇒プランマー病で使用する飲み薬とは?
でも甲状腺腫瘍だと飲み薬ではなく手術で治療をします。
それではここから本題にうつります。
プランマー病の原因って何でしょう?
プランマー病の原因とは?
プランマー病の原因は完全に解明されたわけではありません。
ただ、少なくともいえることがあります。
まず一つ目。
プランマー病が多発する地域はヨードが不足している地域ということです。
- ネパール
- ヒマラヤ
- アンです
- 中国の山岳地帯
はヨードが不足している地域です。
そのためプランマー病が発症しやすい地域といえます。
それからプランマー病は甲状腺に腫瘍ができ、
できた腫瘍から甲状腺ホルモンが分泌される病気です。
では、どんな原因があって甲状腺にできた腫瘍か
ら甲状腺ホルモンが分泌されるのでしょう?
プランマー病の場合、甲状腺にできた腫瘍の周りに結節という塊ができます。
そして甲状腺ホルモンを甲状腺が分泌するかどうかは
脳から分泌されるTSHというホルモンなどの影響を受けています。
ですがプランマー病を発症し結節ができていると
甲状腺ホルモンの量をコントロールするための指令がうまく伝わらなくなるのです。
たとえば、インターネットもつながらないシェルターの中に
人間が隠れ住んでいたら、外から情報が入ってきません。
こんな感じの減少がプランマー病では起きるわけです。
そのためひたすら甲状腺にできた腫瘍から甲状腺ホルモンが分泌されるため、
甲状腺ホルモンの量が過剰になってしまうのです。
ともあれ、「じゃ、どうしてプランマー病の原因になる腫瘍が甲状腺にできるの?」
という根本的な原因はわかっていません。
続いてプランマー病の治療法について解説します。
こちらも参考に!⇒プランマー病の治療法
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