亜急性甲状腺炎の症状って?
ある日、首の下に違和感を感じて触ってみるとコリコリといたしこりがある!
触ると痛みもあるし悪いものだったらどうしよう、と心配になりますよね。
その腫れ、痛みは甲状腺が炎症を起こしていることが原因かもしれません。
甲状腺炎は、甲状腺に炎症がおこることで発症し
期間が急性と慢性の中間の亜急性があります。
亜急性甲状腺炎は、はじめは風邪のような症状が続き
2〜3週間していきなり発症します。
亜急性甲状腺の症状で代表的なものは甲状腺の腫れ、痛みです。
甲状腺全体や甲状腺の左右どちらかが腫れます。
痛みがある部分は、硬くなります。
甲状腺は、首の左右にあるため甲状腺の痛みと分からずに
耳の痛みや頭痛と感じる方もいます。
甲状腺の痛みは、人によって異なります。
あくびをする、首を動かすときに少し違和感を感じる程度の痛みから
少し首を動かす、触れるだけで激痛がはしる方もいます。
甲状腺の脹れ、痛みが、右から左など時間とともに
位置が移動するのが特徴的な症状です。
また甲状腺の炎症により血中の甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで
- 動悸
- 息切れ
- 発汗
- 倦怠感
- 発熱
などの症状も起こります。
亜急性甲状腺炎は、時間の経過とともに自然に治る病気です。
そのため、治療は、対症療法が主になりますが、
痛みがひどいなど症状が重い場合は、投薬によって症状を軽くすることができます。
こちらも参考に!⇒亜急性甲状腺炎は自然治癒することってあるの?
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