甲状腺腫瘍の症状は?
甲状腺腫瘍は甲状腺にできる『シコリ』、『デキモノ』のことです。
甲状腺は首にあります。
こちらの画像で、首にあるオレンジ色のところが甲状腺です。
この場所にシコリができることを甲状腺腫瘍といいます。
ところで甲状腺腫瘍には
- 悪性腫瘍(ガン)
- 良性の腫瘍
の2種類あります。
悪性腫瘍は甲状腺がんとも言われています。
全身に転移して命を落としてしまう危険性のあるものを言います。
甲状腺にできる悪性腫瘍の約80は乳頭癌です。
放っておいたら命に関わるものの、手術をすることで
術後10年間生存できる確率は90%以上です。
良性の腫瘍は全身に転移しない命に関わらないシコリのことです。
この記事では甲状腺腫瘍の症状について解説します。
甲状腺腫瘍の症状
甲状腺腫瘍の症状は悪性腫瘍も良性腫瘍も基本的には同じです。
首が腫れてくる
甲状腺は首にありますからシコリができたら腫れてくるのは自然のことです。
喉に違和感を感じる
喉にシコリがあるわけですから、
違和感を感じてもおかしなことではありません。
声がかれる
喉にシコリがあるので、いつもの声でなくなることもあります。
以上が甲状腺腫瘍の症状です。
「他にも症状はないの?」と思われた方もいるでしょう。
ですが、それくらい症状がないのが甲状腺腫瘍の特徴でもあります。
もし首にシコリがあるようなら一度病院に行った方がよいでしょう。
甲状腺腫瘍かどうか、あと良性腫瘍か悪性腫瘍かの診断は
首にできたシコリに針を刺し取れた細胞を検査することです。
他にも超音波検査などを組み合わせることで
最終的な判断ができ、適切な治療もできます。
心配なようでしたら、まずは病院に行きましょう。
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