クレチン病と橋本病の違いとは?
甲状腺の病気に
- クレチン病
- 橋本病
があります。
どちらも甲状腺の機能が低下しやすくなる病気です。
「じゃ、クレチン病も橋本病も同じ病気ですか?」と感じた方も多いはずです。
でも、クレチン病と橋本病はまったく違う病気です。
この記事ではクレチン病と橋本病の違いについて解説します。
クレチン病と橋本病の違いについて
橋本病は自分の細胞が自分の甲状腺を攻撃する病気です。
その結果、甲状腺が破壊され甲状腺の機能が落ちます。
甲状腺は甲状腺ホルモンを作って分泌するところです。
だから橋本病になると甲状腺機能低下症という症状を引き起こすことがあります。
橋本病についてさらに詳しい内容についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒甲状腺機能低下症と橋本病の違いとは?
これに対してクレチン病は生まれつきの病気です。
生まれつき
- 甲状腺が存在しない
- 甲状腺は存在するけど本来あるべき位置に存在しない
- 甲状腺があって正しい位置にあるけど機能していない
といった原因で甲状腺機能低下症という症状を引き起こす病気です。
クレチン病が起こる原因について
さらに詳しくはこちらの記事をご覧ください。
最後にまとめますと橋本病は生まれた後、
自分の細胞が自分の甲状腺を攻撃することで甲状腺の機能が落ちる病気です。
これに対してクレチン病は生まれつきの病気です。
生まれつき
- 甲状腺が存在していない
- 存在していてもあるべき位置に存在していなかい
- あるべき位置に存在していても機能していない
などの原因で甲状腺の機能が果たせない病気です。
こんな感じで橋本病は生まれた後の病気ですがクレチン病は生まれつきの病気である点で大きく違います。
以上、クレチン病と橋本病の違いについて解説しました。
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