新生児マススクリーニングの発見率はどれくらい?
新生児マススクリーニングとは生まれて5日目の赤ちゃんの血液を採取して
異常がないか調べる検査のことです。
生まれたばかりの赤ちゃんの中には重い病気を持っている場合があります。
ただ、重い病気であっても早期に発見し治療すれば改善するものもあります。
新生児マススクリーニングは「早期に発見すれば
病気の進行を食い止め、元気に生きていけるように」という目的で行う検査です。
新生児マススクリーニング検査では
- フェニルケトン尿症
- メープルシロップ尿症
- ホモシスチン尿症
- ガラクトース尿症
- 先天性甲状腺機能低下症
- 先天性副腎皮質過形成症
の6つを主に調べています。
この記事では新生児マススクリーニング検査で異常が見つかる確率、
つまり発見率はいくらくらいなのか?解説します。
新生児マススクリーニングの発見率は?
まず新生児マススクリーニング検査で異常が発見されたからといって
100%病気というわけではありません。
異常が発見されたら今度は再検査になります。
そして再検査で再度異常があるとわかって初めて治療が開始されます。
新生児マススクリーニングの発見率は
- ガラクトース血症の発見率は0.0024%
- フェニルケトン尿症の発見率は0.0013%
- メープルシロップ尿症の発見率は0.00018%
- ホモシスチン尿症の発見率は0.00027%
- 先天性甲状腺機能低下症の発見率は0.045%
- 先天性副腎皮質過形成症の発見率は0.005%
以上が新生児マススクリーニング検査での発見率でした。
当サイトは甲状腺に関する内容を解説しています。
そこで先天性甲状腺機能低下症の原因について解説します。
「新生児マススクリーニングの発見率はどれくらい?」を読んだ人はこんな記事も読んでいます