バセドウ病の薬はどれくらいの期間続ければ完治する可能性があるの？
バセドウ病は甲状腺ホルモンの量が過剰になる病気です。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を促す作用があります。
甲状腺ホルモンが過剰になると
- 脈拍が早くなる
- 痩せる
- 疲れやすくなる
などの症状がでます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒バセドウ病が心配なら５つの症状をチェックして！
バセドウ病を治すためにはお薬を飲む必要があります。
抗甲状腺薬でメルカゾールというお薬です。
抗甲状腺薬には副作用があるものの、飲み続けるとバセドウ病が完治する可能性もあります。
では、どれくらいの期間バセドウ病のお薬を飲み続けたら完治する可能性があるのでしょう？
どれくらいの期間バセドウ病のお薬を飲めば完治する可能性があるの？
結論としてはバセドウ病のお薬『メルカゾール』を2年間飲み続けると
約30％の確率で完治します。
完全に治るという意味です。再発することは否定できないものの、
2年間という期間お薬を飲み続ければバセドウ病が完治する可能性があるわけです。
ただ、逆にいうと、約7割のバセドウ病の患者さんは
2年間という長期間お薬を飲み続けても病気が治りません。
その場合には、さらに長期間お薬を飲み続けるか、
あるいは別の治療法を行うこともあります。
「他の治療法って何ですか？」と気になる方もいるでしょう。
バセドウ病の治療法として他には手術があります。
バセドウ病の症状がひどくて日常生活をおくるのが難しくて
抗甲状腺薬を長期間飲んでも効果がない方には手術が選択肢の一つとして挙げられます。
また、抗甲状腺薬の副作用が強く出ている方も手術が検討される場合もあります。
抗甲状腺薬の副作用についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒抗甲状腺ホルモン薬における３つの副作用とは？
最後にまとめますと、バセドウ病のお薬を2年という期間飲み続ければ完治してお薬をやめることができる場合もあります。
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