TSHが低い!もしかして甲状腺機能低下症?
甲状腺機能低下症になるとTSHは低い値になるのでしょうか?
甲状腺機能低下症かどうか診断するには血液検査が必要です。
甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの量が不足することで
全身にいろんな症状がでる病気です。
甲状腺機能低下症の症状としては
- 全身がだるくなる
- 1日中眠い
- 体温が下がる
- 生理がこなくなる
- やる気が出ない
などがあります。
他にも詳しい甲状腺機能低下症の症状はこちらの記事をご覧ください。
⇒甲状腺機能低下症?7つの症状をチェックしてみて!
ところで甲状腺機能低下症だと血液検査ではTSHとT3,T4の値を調べます。
TSHは甲状腺刺激ホルモンで、T3、T4は甲状腺ホルモンです。
健康な方だと、T3、T4といった甲状腺ホルモンの量が減ると
TSHという甲状腺刺激ホルモンをたくさん分泌します。
TSH(甲状腺刺激ホルモン)は甲状腺を刺激し甲状腺ホルモンの分泌を促すので、
甲状腺ホルモンの量が元に戻るわけです。
でも、甲状腺機能低下症の方だといくらTSHを分泌しても
甲状腺ホルモンの量が元に戻りません。
甲状腺機能低下症の患者さんは
- T3 、T4といった甲状腺ホルモンの量は低い
- TSHの量は高い
という結果になります。
つまり、甲状腺機能低下症になるとTSHは低い値になるのではなく
高い値になるわけです。
もし、TSHやT3,T4を調べて甲状腺機能低下症だと判断されたなら
こちらの記事で説明しているようなお薬が処方されます。
そして上記の記事でご紹介しているお薬を定期的に服用することで
甲状腺機能低下症によるつらい症状が消えて
今まで通りの生活を送ることが出来ます。
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