甲状腺の病気プランマー病とは?
甲状腺の病気プランマー病について解説します。
甲状腺は首中央部分の喉仏の下にある20g程の小さな器官です。
神経系の発達に必要な甲状腺ホルモンを出します。
赤ちゃんは生まれてすぐに甲状腺ホルモンの検査を必ず致します。
ホルモンが欠乏すると神経系の正常な発達ができません。
身長が伸びるのにも成長ホルモンと甲状腺ホルモンが必要です。
甲状腺はこのように身体づくりに欠かせない臓器なのです。
甲状腺の病気には
- ホルモンが出すぎる病気 (甲状腺機能亢進症)
- ホルモンが少なくなる病気(甲状腺機能低下症)
- 腫瘍
と大きく3つに分けられます。
ホルモンが出すぎると甲状腺機能亢進症になります。
代表的な病気がバセドウ病です。
甲状腺機能亢進症の1%にあたるごく稀な病気として「プランマー病」があります。
甲状腺の一部分に結節(腫瘍)が出来ます。その結節が甲状腺ホルモンを作くります。
この結節は幸いなことにほとんどの場合良性腫瘍です。
悪性腫瘍の場合は甲状腺ホルモンを作ることはしません。
健康体であれば、頭の脳下垂体から
「甲状腺刺激ホルモン」が分泌されることにより、
甲状腺ホルモンの量がコントロールされています。
プランマー病は「甲状腺刺激ホルモン」の指令を受けずに
無関係に甲状腺ホルモンを増産してしまいます。
ある一定まで大きくなると、
甲状腺の機能が亢進している状態になってしまいます。
動悸や息切れなどの症状が現われてきます。
治療の多くは外科的切除です。しかし近年ではエタノールを注入して
結節の細胞を殺す方法も行われています。
こちらも参考に!⇒プランマー病の症状
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