橋本病を疑う症状 3つのチェックポイントとは?
橋本病は自己免疫疾患です。
自分の細胞が自分の甲状腺の細胞を攻撃します。
そして甲状腺の機能が落ちます。
甲状腺は甲状腺ホルモンを作っているところです。
だから橋本病になり甲状腺の機能が落ちると甲状腺ホルモンを作る能力が落ち、
甲状腺ホルモンが不足するようになります。
甲状腺ホルモンが不足し体に不調をきたすことを
甲状腺機能低下症といいます。
橋本病は甲状腺ホルモンの量が明らかに不足して
甲状腺機能低下症の症状が出る人もいますし反対に何の症状も出ない人もいます。
そこを前提にしつつ、もし橋本病で症状がでるなら
どんな症状が体にあらわれるのか?3つのチェックポイントをご紹介します。
橋本病であらわれる症状 3つのチェックポイントとは?
甲状腺は首にあります。
こちらの画像でご確認ください。
首が腫れているから100%橋本病というわけではありません。
他にも甲状腺腫瘍でも首が腫れます。
とはいえ、首のあたりが腫れていたら橋本病の可能性があります。
甲状腺は上記の画像のように喉仏あたりの両側にあります。
喉仏のあたりの左右が腫れているようなら一度病院に行った方がよいでしょう。
橋本病になると甲状腺ホルモンの量が不足し始めます。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にさせるホルモンです。
食べた物をエネルギーにかえます。
要らないものはオシッコとして体の外に出します。
甲状腺ホルモンが不足すると要らない水分が体の外に抜けません。
その結果、体がむくむ症状がでることがあります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に関係しています。
橋本病になり甲状腺ホルモンの量が不足すると食べた物をエネルギーに変えられません。
脂肪として体に蓄積されるようになります。
その結果、食べている量はいつもと同じなのにブクブク太ってしまうわけです。
以上が橋本病の症状、3つのチェックポイントでした。
ただ、橋本病だからといって、100%症状がでるわけではありません。
人間ドックなどで異常が発見されるケースもあるくらいです。
だから上記の症状がないからといって安心せず
定期的に健康診断は受けるようにしましょう。
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