亜急性甲状腺炎の治療薬ステロイドの副作用は?
亜急性甲状腺炎の治療薬ステロイドの副作用について解説します。
発熱・喉の痛みの症状があれば風邪かなと誰でも疑ってしまいます。
このような症状で甲状腺の「亜急性甲状腺炎」という病気があります。
ウイルス感染により甲状腺が炎症を起こします。
首の下の方どちらか片方に痛みが出てきます。
耳に痛みがでることもあります。その後発熱や寒気が出てきます。
甲状腺の損傷がおきてしまい甲状腺に蓄えられていたホルモンが
血中に放出されて機能亢進の諸症状を引き起こします。
「亜急性甲状腺炎」は病気が進んでいくにつれての治療法が変ります。
初期において甲状腺の首の痛みには、アスピリンや非ステロイドの薬が使われます。
しかし痛みがまったく取れない場合は、「ステロイド」が「亜急性甲状腺炎」の治療に使われています。
「亜急性甲状腺炎」の治療薬「ステロイド」の副作用について
「ステロイド」は炎症など痛みを抑える、即効性の効果があります。
亜急性甲状腺炎にはステロイドは特効薬です。
ところが「ステロイド」には多くの副作用が起こる可能性があります。
用量が多ければ多いほど、また使用期間が長ければ長いほど、
副作用の数も多くなり、程度もひどくなります。
亜急性甲状腺炎で使用されるステロイドの主な副作用
- 血圧が上がる
- 血糖値が上がる
- 筋力の低下
- 骨のカルシウム減少
- 抑鬱病
などがステロイドの副作用としてあります。
ステロイドは1か月程度の服用であれば副作用を心配する必要はありません。
むやみにステロイド=危険という情報が先走っています。
「ステロイド」を正しく理解して使い方さえ熟知していれば危険はありません。
こちらも参考に!⇒亜急性甲状腺炎が再発する確率は何%?
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