バセドウ病の薬の副作用は太ること?
バセドウ病は特に若い女性がなりやすい病気です。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるようになります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にさせる作用があるため
バセドウ病になると、食べても食べても痩せてしまうことがあるんです。
ドクドクと脈が速くなることもあります。
他にもバセドウ病になると日常生活をおくる上でつらい症状がでることがあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒バセドウ病の5つの初期症状とは?
もしバセドウ病を患っていて症状に苦しんでいるなら病院ではお薬を処方します。
バセドウ病のお薬は抗甲状腺薬です。商品名はメルカゾールが有名です。
メルカゾールを2年間休まず飲み続けると約3割の患者さんが完治するというデータがあります。
ただ、どんなお薬にも副作用があります。
当然バセドウ病のお薬にも副作用があります。
この記事ではバセドウ病のお薬の副作用について解説します。
バセドウ病のお薬の副作用は太ること?
バセドウ病のお薬は過剰な甲状腺ホルモンの量を減らす作用があります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を促す作用があり、カロリーを消費します。
だからお薬の影響で甲状腺ホルモンの量が正常な量に戻ると
お薬を飲む前よりは新陳代謝が悪くなるわけです。
その結果、カロリーの消費が以前よりは悪くなるため太ることがあります。
ただ、バセドウ病のお薬を飲んだから太るというより
単純に正常にホルモンの量に戻った結果です。
つまり、バセドウ病を発症し甲状腺ホルモンの量が過剰なために
カロリー消費が激しくなり痩せていたのが、お薬を飲んだ影響で元のホルモン量に戻り、
普段通りの体型に戻っただけです。
これは副作用とはいえませんね。
健康な体に戻ったのを副作用と表現するのはおかしな話ですから。
最後にまとめますとバセドウ病のお薬を飲むと太るわけではなくて
元の体型に戻るだけです。副作用ではありません。
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