プランマー病かどうか検査する方法
プランマー病は甲状腺の病気の一つです。
甲状腺の病気の中でも甲状腺腫瘍ができ、しかも甲状腺腫瘍から
甲状腺ホルモンが分泌されるタイプをプランマー病といいます。
一般的な甲状腺腫瘍は甲状腺ホルモンを分泌しません。
ところがプランマー病の場合には甲状腺腫瘍から甲状腺ホルモンが分泌され、甲状腺機能亢進症の症状が出ます。
甲状腺機能亢進症の症状についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒甲状腺機能亢進症で起こる7つの症状をチェックしよう
今回はプランマー病かどうか検査する方法について解説します。
プランマー病かどうか検査する方法
プランマー病かどうか検査するために放射性物質を使います。
放射性物質としてはヨードを用います。
検査方法としては放射性のヨードを体に入れます。
具体的にはカプセルに放射性ヨードが入っているので「ゴクリ」と飲みます。
そして3時間くらい経過してから画像撮影をします。
放射性ヨードは甲状腺腫瘍ができている場所に集まります。
でも、正常な甲状腺に放射性ヨードは集まりません。
また放射性ヨードが集まっている場所は黒く映ります。
したがって、プランマー病だと放射性ヨードを体に入れると
甲状腺腫瘍ができている場所が黒く映るわけです。
こちらの画像が検査の結果で
黒く映っている部分が甲状腺腫瘍ができている部分です。
こういった放射性物質を用いる画像診断方法をシンチグラムといいます。
放射性ヨードの検査に加えて、さらに血液検査をします。
プランマー病なら甲状腺ホルモンの値が異常に高くなっているはずです。
でもただの甲状腺腫瘍なら甲状腺ホルモンの値は高くありません。
最後にまとめますと
プランマー病かどうか検査する方法は
- シンチグラム
- 血液検査
を利用します。
こちらも参考に!⇒甲状腺の病気プランマー病とは?
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