猫の甲状腺機能亢進症の原因は?
「ご飯をたくさん食べるのに痩せてきた」
「お水を飲む量が増えてきた」
「異常なくらい元気で動き回る」
「一点を見つめ大声で泣き叫ぶ」
このような行動はありませんか。
これらは猫の甲状腺機能亢進症の初期の症状です。
シニアの猫に多く見られる病気です。
甲状腺ホルモンが色々な原因で大量放出されます。
代謝・体温・血圧・心拍数・消化器機能などに異常が現われます。
早い段階であれば、治療方法がありますが、
治療をしないでいると心臓や肝臓にも負担がかかり
やがて亡くなってしまう恐ろしい病気です。
猫の甲状腺機能亢進症の原因は?
副甲状腺の異常
副甲状腺に異常がでると甲状腺機能亢進症を起こすことがあります。
副甲状腺に異常がでる原因としては
- 甲状腺を構成する細胞が増えたり肥大する
- 甲状腺の細胞が良性の腫瘍化する
- 甲状腺に悪性の腫瘍が出来る(癌)
などがあります。
肝臓の異常
肝臓疾患のある猫はオシッコにカルシウムが無駄に垂れ流されてしまいます。
また、ビタミンDの生成が不足すると
やがて血中のカルシウム濃度が低下します。
その結果、腎性副甲状腺機能亢進症が起こるのです。
良くないフード
フードに含まれている栄養バランスの悪さが副甲状腺へ悪影響が起こります。
その結果、栄養性副甲状腺機能亢進症の原因となります。
早い目の治療が大切です。
異常に気が付けば早い目の受診を受けましょう。
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