甲状腺の腫れはエコーでどう見える？画像で確認
甲状腺は首にあります。具体的には喉仏のあたりに甲状腺はあります。
甲状腺の場所はこちらの画像だとオレンジ色の部分です。
甲状腺はかなり小さいですね。
でもこんな小さくても甲状腺ホルモンを作って分泌する役割があります。
甲状腺ホルモンは新陳代謝に関係しているホルモンです。
甲状腺ホルモンの量が多すぎても少なすぎても体の調子が悪くなってしまいます。
甲状腺ホルモンの量が増えたり減ったりする病気はいろいろあります。
たとえば橋本病、クレチン病などです。
上記のような病気になると、甲状腺が腫れることがあります。
もし甲状腺が腫れた場合にはこちらの画像のように
目で見てわかる場合もありますし、小さすぎて肉眼ではわからない場合もあります。
（画像はhttp://www.geocities.co.jp/AnimalPark/2633/basedou-photo1.htmlより引用）
「甲状腺が腫れている」ということで病院に行くとお医者さんはたいていエコー検査をします。
エコー検査は超音波という私たちの体には無害なものを利用して
体の中がどんな状態になっているのか、調べる検査です。
エコー検査は体に無害なだけでなく、痛みもありません。
妊娠中の女性にも問題なく検査することができます。
ただ、体にジェルを塗るのですが、ジェルを塗られた瞬間に冷たさを感じることがあります。
これに対してレントゲン検査だと放射線を体に当てるので
妊娠中の女性は検査ができないことがあります。
レントゲン検査は特に骨といった硬いものの状態を調べるのに向いていますが、
エコー検査は膀胱にたまっているオシッコや柔らかいシコリの状態を調べるのに適しています。
もし甲状腺が腫れている方のエコー検査をしたらこちらの画像のようなものが見えます。
（画像はhttp://www.nagasaki-clinic.com/cancer/より引用）
上記の画像は甲状腺がんの一種です。
甲状腺がんにはいろんなタイプがあります。
様子を見ても大丈夫なものや放っておいたら命にかかわるものまで4種類あります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
上記の画像のガンはどれくらいの悪性度があるのかもわかります。
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