亜急性甲状腺炎の治療薬は?
甲状腺の病気としては
- バセドウ病
- 橋本病
- クレチン病
- 甲状腺腫瘍
などがあります。
他にもこの記事のテーマである亜急性甲状腺炎があります。
亜急性甲状腺炎の亜急性は急性よりも長い期間病気が続くという意味です。
甲状腺炎は甲状腺の炎症です。
だから亜急性甲状腺炎とは少し長く続く甲状腺の炎症のことです。
また、ほかの甲状腺の病気には甲状腺に痛みを感じません。
亜急性甲状腺炎は首のあたりに激痛を伴うのが特徴です。
バセドウ病や橋本病なら痛みがないので、
ゆっくりじっくり治療薬を使って治療をしていきます。
でも亜急性甲状腺炎の場合には激痛を伴うので
すぐに診断してすぐに治療薬を使って治療をしていく必要があります。
「亜急性甲状腺炎は治療をしたら治るの?」
と疑問に感じる方もいるでしょう。
激痛を伴う病気ですからすぐに治ってほしいです。
結論としては亜急性甲状腺炎は治療薬で治ります。
しかもほとんど再発することはありません。
ではどんな治療薬を使うのでしょうか?
亜急性甲状腺炎の治療薬の名前は?
亜急性甲状腺炎の治療薬はステロイドです。
具体的にはステロイドの中でもプレドニゾロンというお薬です。
ほとんどの場合、ステロイドを飲み始めて次の日には劇的に効いて
痛みもほとんどなくなってしまいます。
ステロイドを2か月くらい飲み続けたら少しずつ治療薬の量を減らしていきます。
最終的にはお薬を完全に切ることができます。
また亜急性甲状腺炎はバセドウ病で使用する抗甲状腺薬は効きません。
ステロイドが治療薬になります。
こちらも参考に!⇒甲状腺の腫れが起こる3つの原因とは?
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