甲状腺機能低下症の治療薬を2つご紹介します
甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンが不足する病気です。
血液検査で診断が可能です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒TSHが高いのは甲状腺機能低下症?
甲状腺機能低下症であっても症状がないなら治療は行わず、様子見になることもあります。
でも、甲状腺機能低下症の症状があって治療が必要な場合には
お薬を服用することになります。
ちなみに甲状腺機能低下症の症状に関してはこちらの記事をご覧ください。
⇒女性に多い甲状腺機能低下症の症状は?
甲状腺機能低下症で処方される2種類のお薬をご紹介します
甲状腺ホルモンを補うお薬です。
当サイト管理人の私も甲状腺の病気のため、
定期的に医師からチラージンSを処方してもらっています。
証拠の画像はこちらです。
チラージンSは甲状腺ホルモンを補充するために使われるお薬です。
専門用語でT4を補っています。
チラージンSを飲んだ瞬間はT4なのですが
体に入り、代謝されるとT3に換わり、甲状腺ホルモンとしての効果を発揮します。
チラージンSはT4でした。
チラージンSを飲んだ当初はT4で体に入ってからT3に換わり効果を発揮しました。
でも、チロナミンは最初からT3です。
T4からT3に変わる時間がいらないためチロナミンには即効性があるのが特徴です。
ただその代り、効果が消えるのも速いです。
効果が長続きしないってことです。
そういった意味ではチロナミンは甲状腺機能低下症の症状が強く出ていて
すぐにでも状態を改善させたい場合に用いられます。
チラージンSは症状が安定した後、長期間飲み続けるお薬と言えますね。
最後にまとめますと、甲状腺機能低下症で用いられるお薬として
チラージンS
チロナミン
の2種類があります。
チロナミンは即効性があるものの、効果が長続きしません。
そのため、甲状腺機能低下症の症状が強く出ているときに使うことが多いです。
チラージンSは症状が安定した後、使われることが多いです。
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