甲状腺機能亢進症 症状 チェック

甲状腺機能亢進症で起こる7つの症状をチェックしよう

甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンを過剰に作りすぎてしまう病気です。
甲状腺ホルモンは体の新陳代謝を活発にさせる作用があります。

 

甲状腺機能亢進症

 

ちなみにですが、
甲状腺ホルモンを過剰に作りすぎてしまう甲状腺機能亢進症は3つの原因があります。

 

  1. プランマー病
  2. 甲状腺刺激ホルモン産生腫瘍
  3. バセドウ病

 

の3つが甲状腺機能亢進症を引き起こします。
ただ、甲状腺機能亢進症と診断される患者さんの9割はバセドウ病です。

 

この記事では甲状腺機能亢進症の症状、7つのチェックポイントをご紹介します。

 

 

甲状腺機能亢進症、7つの症状をチェックしましょう!

 

脈拍数が倍近く増える

 

甲状腺機能亢進症になると、脈拍数が倍近くにまで増えます

 

たとえば、普段の脈拍数が1分間に60回だった方が
甲状腺機能亢進症になると、1分間に120回くらいまで増えます。

 

それくらい脈拍数が増えると、心臓もバクバクドキドキ感じます。

 

汗が噴き出るようになる

 

甲状腺ホルモンは新陳代謝を高めるホルモンです。
甲状腺機能亢進症になると、新陳代謝が活発になりすぎ汗もたくさん出るようになります。

 

汗がたくさん出ることで、体の水分が抜け脱水状態になるため
今度はのどが渇き、たくさん水を飲むようになります。

 

こんな感じでたくさん汗をかいてたくさん水を飲む症状は
甲状腺機能亢進症の患者さんの8割にみられます。

 

血圧が高くなる

 

高血圧

 

甲状腺機能亢進症になると、血圧が高い状態が続きます。

 

高血圧になることもあります。

 

甲状腺機能亢進症が原因の場合には上の血圧が上がることが多いです。
たとえば普段の血圧が上が120、下が70だった方でも
甲状腺機能亢進症になると、上が140、下が70という感じになることがあります。

 

つまり、上の血圧と下の血圧の差が大きくなるわけです。

 

すぐに疲れる

 

甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にさせる作用があります。
だから甲状腺ホルモンが過剰になると元気になりすぎます。

 

その結果、体が疲れてしまうわけです。

 

ガリガリになる

 

甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にさせるわけですから
過剰になると、食べてもすぐにエネルギーにかわります。

 

その結果、食べても食べてもやせ細っていきます。

 

トイレの回数が増える

 

甲状腺ホルモンの過剰は新陳代謝を活発にさせますから
食べても食べても、すぐに必要な栄養素は体に吸収され要らないものはうんちになります。

 

だからトイレの回数は増えます。

 

イライラする

 

イライラ

 

甲状腺ホルモンが過剰になり元気になりすぎる反面
何に対しても興奮しやすくなり、イライラしやすくなります。

 

以上、甲状腺機能亢進症の7つの症状でした。

 

7つの症状チェックポイントのほとんどに当てはまるようなら
内分泌専門の科や甲状腺専門の科を受診しましょう。

 

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