先天性甲状腺機能低下症 3つの原因とは?
先天性甲状腺機能低下症は生れながらにして甲状腺ホルモンの量が不足する病気です。
先天性甲状腺機能低下症はクレチン病とも呼ばれています。
赤ちゃんが1万人生れたら5人が先天性甲状腺機能低下症だと言われています。
先天性甲状腺機能低下症の症状は重いものから軽いものまで様々です。
甲状腺ホルモンは新陳代謝を促す重要な物質です。
だから甲状腺ホルモンの量が不足する先天性甲状腺機能低下症を患ってしまうと、
身長が伸びなかったり、知能の発達が遅れたりすることもあります。
でも適切な治療を受ければ、身長もきちんと伸びますし
知能も他の子たちと何ら変わらず、普通に元気に生きていくことが出来ます。
そんなこともあって生まれたばかりの赤ちゃんには
マススクリーニングといって先天性の病気がないかどうか?
血液検査をすることになっています。
この記事では先天性甲状腺機能低下症の原因を3つご紹介します。
3つの原因は?先天性甲状腺機能低下症
生まれつき甲状腺がない、あるいは小さい
甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌するところです。
だから甲状腺が生まれつきないと、甲状腺ホルモンが分泌されませんから
甲状腺機能低下症になります。
また、甲状腺が小さくても甲状腺ホルモンの分泌量が減りますから
先天性甲状腺機能低下症の原因になります。
甲状腺が別の場所に存在している
これを異所性といいます。
本来あるべき位置に甲状腺がないのも先天性甲状腺機能低下症の原因になります。
甲状腺ホルモンを作る過程に問題がある
甲状腺が本来あるべき位置に存在していても
甲状腺ホルモンを作る過程のどこかに異常があっても
先天性甲状腺機能低下症の原因になります。
以上、先天性甲状腺機能低下症の3つの原因でした。
ところで先天性甲状腺機能低下症は治る病気なのでしょうか?
解説しました。
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