甲状腺の病気 橋本病だと食事はどうすればいい？
橋本病は甲状腺の病気です。慢性甲状腺炎とも言われています。
橋本病を発症すると自分の細胞が自分の甲状腺を攻撃し破壊するのです。
甲状腺は甲状腺ホルモンを作って分泌する役割があるため
橋本病になると甲状腺ホルモンが不足することがあります。
そのため治療としては甲状腺ホルモンを補うお薬を毎日服用します。
この記事では橋本病を発症した場合、食事はどうすればよいのか？解説します。
橋本病の場合、食事はどうすればいい？
橋本病の場合、食事は海藻類を控えることが重要です。
海藻類にはヨウ素が含まれています。
ヨウ素をたくさん含んだ食事を続けると
甲状腺に悪影響が出ることがわかっています。
橋本病は甲状腺が破壊される病気です。
ヨウ素を含んだ食事をして、さらに甲状腺の状態が悪くなったら
どんどん体の調子が悪くなっていきます。
海藻類の中でも特に昆布にはヨウ素がたくさん含まれています。
だから昆布はできるだけ避けたほうが無難でしょう。
ヨウ素以外に気をつけることはあるか？というと他には食事で気をつけることはありません。
なぜなら橋本病の治療としてお薬を飲んでいるからです。
橋本病は甲状腺ホルモンの量が不足することで
新陳代謝が悪くなり、疲れやすくなったり集中力が落ちたりする病気です。
お薬を飲んで甲状腺ホルモンの量が補われれば食事に気をつかう必要はありません。
ただ、ヨウ素を多く含む食事だけ避ければ大丈夫です。
最後にまとめますと橋本病の患者さんが食事で気をつけることは
ヨウ素を多く含んだ食事を避けることです。
ヨウ素は海藻類に多く含まれています。特に昆布に多く含まれていますので
昆布料理は特に避けるようにしましょう。
他に気をつけることはありません。
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